第二報道部オフサイド日記

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胃カメラ検査

私の職場でどうしても「胃カメラ検査」が嫌で嫌でしょうがない社員がいる。
かつて健康診断でバリュウムの胃X線検査で引っ掛かり、胃の内視鏡検査(胃カメラ)を二次検診で勧められ、ある病院で胃カメラ検査を受けた。その時の苦しさが今でも忘れないのだ。
その時は、あまりにもの苦しさで検査中に自分でカメラを抜きにかかり、検査の先生にえらく叱られたのだ。(彼の気持ちもわからないでも無い)
それ以来、彼は胃カメラに対して「トラウマ」になってしまい、かたくなに逃げまくっていた。
そんな彼の胃を心配して「苦しくない検査方法で上手な先生がいるから是非、胃カメラの検査を受けてみないか?」と、彼を説き伏せた。
彼は半信半疑で、私の説得に応じた。しかし、検査予約の半月前から心配で心配で、しかたがない。いつも他の社員に胃カメラ検査を受けるのだと言い続け、自分の不安を紛らわしていた。いよいよ検査の前日である。彼は「もし、紹介された病院で苦しかったら、会社の中で言いふらしてやる!」と豪語して、早めに家路へと帰った。
検査当日の11月17日である。私も検査の「工藤胃腸内科クリニック」に立ち寄った。
彼は不安そうにして検査を待っている。私は彼に「足を押さえてやろうか」とからかった。
いよいよ、彼は検査室に入り「一大事業」の胃カメラ検査だ。検査は工藤進英先生の姪ごさんの工藤由比院長が行なった。カメラは高性能の拡大内視鏡だ。「トラウマ」の彼の気持ちを和らげる為に鎮痛剤を投与した。無事検査が終了。彼はゆっくりとソファーで休んでいる姿を見届け、私はクリニックを後にした。
それから2時間も経っただろうか。彼から私の携帯電話に連絡が入った。「感謝、感謝」のお礼の電話であった。「苦しさは全く無くスムーズに終わった。これなら来週にもう一回やっても良い」と。 なんて「ゲンキンな奴だ」。でも感謝してもらえて嬉しい。毎年ここで胃カメラ検査を受けたいと希望がでた。翌日、会社で彼は自慢げに言いふらしていた。
先日、社員2名が工藤進英先生から大腸内視鏡検査を受けて感謝された。私としても感謝されると嬉しい。

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胃カメラ検査を受けた「工藤胃腸内科クリニック」の正面。ウインドウには工藤進英先生のテレビ出演の放送がいつも映しだされている


今度は今日、私が胃カメラの検査だ。10月の健康診断の胃のバリュウム検査で胃に影があり、胃カメラの二次検診を指摘されたのだ。全く不安は無いわけでも無かったが朝10時から工藤由比院長から検査してもらった。特に問題はなかったが、間食が多く肝機能をチクリと指摘された。実は私も、やや「トラウマ」的なのだ。かつては検査室に入ってカメラを見ただけで「オエッ」「オエッ」の連続だったが、最近は「まな板の鯉」だ。鎮痛剤を希望して検査してもらったせいか、検査は痛みも苦しみも全く無く、モニターテレビを見ながら先生の説明を聞く事が出来た。私は工藤由比院長からは2回目の胃カメラ検査だったので信頼が厚く心配は無かった。検査後は眠りこけるのかな? と思っていたが、全く眠くならない。1時間間ほど休み、その後昼食をとり、午後からは仕事についた。
お陰で、職場で胃の二次検診での胃カメラ希望者が3名ほど出て、予約を入れた。
早期検診で早期発見! が大切だ。