第二報道部オフサイド日記

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大腸がんの検査

がん死因で女性第1位、男性第3位の大腸がん。
発見が早ければ軽い治療で治る大腸がん。進行した場合は肝臓に転移しやすい。
一次検査は便潜血検査。陽性の場合は大腸内視鏡検査の二次検査へと。便潜血は家庭用の浴槽の量に2〜3滴の潜血でも反応が出る精度であるが、大腸がんの7割を占める陥凹型(かんおう)型がん<ポリープがんではなく、腸壁にへばりついているがん。ⅡCタイプ>の早期発見には便潜血反応は出ない場合もあり、最初から大腸内視鏡検査を勧めたい。
胃の検査も、バリュウムを飲んで検査後に下剤を飲み、半日に渡って下痢をするより10数分間の拡大の胃カメラの方が1発で良いと思う。胃カメラの「おぇ〜」という吐き気がでる苦手な人には、苦痛の無い鎮痛薬を使用しての検査も可能。
大腸のこ陥凹型がんを徹底的に研究し、世界に認められたのが秋田県刈和野出身の工藤進英先生である。
週刊文春3月1日号(秋田では2月24日発売)に工藤進英先生が特別顧問で、大腸検査が受けられる秋田市のキャッスルホテル内の工藤胃腸内科クリニックの取り組みと開業から3年間の実績が紹介された。


<大腸がんへの取り組みを紹介された週刊文春3月1日号>
左上の顔写真は秋田市のキャッスルホテル内の工藤胃腸内科クリニック 工藤由比院長
工藤進英先生の姪(弟の娘さん)にあたる。


 
<過去3年間の工藤胃腸内科クリニックの検査実績と、がん発見実績>
下部内視鏡検査・・・・・大腸内視鏡検査
腺腫・・・・・良性の腫瘍・ポリープ(急激には、がんに進行しないが定期的に検査での経過観察が必要)

工藤胃腸内科クリニックでは大腸検査のみならず、胃カメラ検査、糖尿病治療、甲状腺・乳腺・腹部等の超音波(エコー)検査、
胃痛・腹痛・風邪・インフルエンザ予防接種・健康診断等、一般内科の受診も行っている。
ともすれば大腸検査専門クリニックと勘違いされやすい。