第二報道部オフサイド日記

秋田の話題・お祭り・風景・秋田のラグビーの紹介

秋工同窓会

5月27日(日)夕方から秋田キャッスルホテルで秋田工業高校の令和5年度の同窓会総会、懇親会が行われた。

秋工の同窓会は毎年、5月の最終土曜日とされております。
秋工は来年120周年、ラグビー部は2年後に創部100周年をむかえ、今年は特に力が入っております。

懇親会ではラグビー部OB会の強化部長として今年2月から月に10日間ほど東京からラグビー部を指導している吉田義人氏(秋工-明治大)の講演や、飛び入り同窓生の民謡、全員での応援歌・校歌の合唱、抽選会、ラグビー部OBがステージ上がり、全員でラグビー部歌の斉唱、当番年度のたすき引継ぎなど、盛りだくさんの内容で、高校時代を懐かしむよりも、今後の母校発展の決起集会とも思われる同窓会であった。

同窓会長の工藤県議会議員

懇親会での吉田氏の講演。ラグビー部を花園で公立高校で、ぜひベスト8へと!

吉田義人紹介:

  • ラグビー元日本代表・世界選抜選手
  • 一般社団法人日本スポーツ教育アカデミー 理事長
  • 株式会社吉田義人事務所 代表取締役
  • 1969年 秋田県男鹿市生まれ
  • 1984年〜1986年 秋田工業高校(主将、高校全国優勝、高校日本代表)
  • 1987年〜1990年 明治大学((主将・大学全国優勝、19才から日本代表)
  • 1991年〜1999年 伊勢丹
     (1996年〜1997年 筑波大学大学院卒業)
  • 2000年      USコロミエ(フランス1部リーグ)
  • 2001年〜2003年 三洋電機福岡サニックスボムズ
  • 2004年〜2008年 横河電気ヘッドコーチ
  • 2009年〜2013年 明治大学監督
  • 秋田工業高校時代は、全国高校ラグビー選手権大会で優勝を経験。高校日本代表にも選出された。
  • 明治大学に進学。当時明大監督であった北島氏に「日本を背負う逸材」と言わしめた。
    1年生からレギュラーとして活躍し、4年時は主将として大学選手権優勝を果たす。
  • 大学1年生だった19歳の時に初めて日本代表入りし、その後長きに渡り代表でもプレー。
  • ワールドカップに2度出場した。世界最強フィフティーンである『世界選抜』に3度選抜された唯一の日本人選手でもある。
  • オールブラックス戦でのダイビングトライは世界ラグビー史上伝説となっている。
  • 明大卒業後は、伊勢丹に入社しラグビー部に所属。9年間プレーした後、2000年にはフランス1部リーグのUSコロミエへ。当時、日本人初の1部リーグプロラグビー選手となった。
  • 2003年に現役引退し、2004年から横河電機ヘッドコーチとして指導者の道へ。
  • 2009年には母校明治大学の監督へ就任し、2012年には母校を14年ぶりに対抗戦制覇に導いた。
  • プレイヤーとして活躍していた傍ら、1996年には筑波大学大学院でスポーツ教育を学び修士号を取得。 その後の指導者や、現在の社団法人で展開する活動への礎を築いた。
  • 2014年、7人制ラグビー専門チーム『侍セブン』を創設し代表兼監督に就任。
  • 2016年には、一般社団法人日本スポーツ教育アカデミーを設立し、理事長に就任。
  • 日本開催となったラグビーワールドカップ2019™時は、開催都市特別サポーター(神奈川・横浜)に就任。
    最高視聴率53.7%を記録した日本vsスコットランド戦の解説(日本テレビ系)を担当。
    日本テレビの報道番組「news every.」にラグビー解説者としてレギュラー出演。多くの”にわかファン”を生み出した。
  • 現在は社団法人の活動を中心に、講演、ラグビー解説など多方面で活躍。
    0歳からのラグビーリトミックラグビークリニック等、スポーツ、音楽、教育等を通じて
    国民の心身の健全な発達に寄与し、豊かな人間性を涵養することを目的とした活動を展開中。

ラグビー部OBと、秋工卒の富樫国会議員

今年、同窓会に初参加のK1 チャンピオンを目指す平成27年機械科卒 大高悠偉

抽選会

恒例の当番年度のたすきの引き継ぎ。来年監事は6のつく年度の同窓生(和暦での引継ぎになる)

創立時の校舎

旧校舎

旧同窓会館


































 

あれから40年

1983年(昭和58年)の40年前の今日、昼前に男鹿沖を震源とするマグニチュード7.7、秋田市などで震度5を観測する日本海中部地震が発生し、建物破損や、港湾破損、そして津波により秋田県では男鹿の賀茂青砂海岸に遠足に来ていた合川南小学校の児童13名や能代の港湾作業員ら秋田県では83人が犠牲になり、そのうち79人が津波により亡くなった

当時、私は職場が定休日で土崎の自宅から八橋球場に高校野球の大会を観戦するために車で臨界道路を走行中だった。

車がパンクしたように大きく横揺れした。パンクかと思い、車を止めて周囲を見たら電線が大きく揺れて、地震だと思った。

その当時は、津波のことなど全く考えていなかった。

市内のあちこちから、消防車のサイレンが鳴り響いた。火災があちこちで発生したようだった。

家に戻らず、会社に向かった。会社は定休日であったが、本社から監査で数人、会社に来ていた。

事務所のキャビネットが倒れていた。

その後、家に帰ると家財が散乱していた。その後、ニュースが続々と入ってきた。

これが今だったら、土崎の港近くの自宅には戻らず、高台に避難していたと思うが、本当に津波が来ることは全く考えなかった。それだけ秋田には地震津波という感覚が無かったからだった。

 

東北大学ラグビー

第74回東北地区大学体育大会ラグビー

5月20日~21日

秋田市スペースプロジェクトDF(秋田県関係分)

リーグ戦Bブロック

秋田大46-5国際教養大

秋田大56-0弘前

国際教養大33-15弘前

1回戦

秋田大(不戦勝)青森大

日大工学部33-10国際教養大

2回戦

八戸学院大55-0秋田大



 

秋工ラグビーグランド

秋田工業高校ラグビーグランド

人工芝生施工 2013年9月  

面積 8,740㎡

全国的にも公立高校の人工芝グランドは珍しい。

このグランドの芝生の下には多くの秋工ラガーたちの汗と泥と涙がしみ込んでいる。

桜並みに代わって、観客席が設置されている。

室内練習場

伝統の部室看板