第二報道部オフサイド日記

秋田の話題・お祭り・風景・秋田のラグビーの紹介

今日から7月

今日から7月。カレンダーでは区切りよく日曜日からのスタートです。
秋田では7月から、いよいよ夏祭りが行われます。
昨日の日本列島、最高気温は、なんと北海道留萌が1番高く、2番目が秋田だったそうです。
しかも6月中の気温です。 沖縄や九州各地よりも気温が高かったのです。
ただし、異常乾燥注意報も出ていたので、カラリとした暑い感じでした。
この分だと夏が冷夏や秋に大きな台風でも来ない限り、お米は大豊作が予想されます。

気が付いたのですが、今年はアリが非常に多い様です。しかも大きいのです。気温が高いせいで地面から這い上がってきているのでしょうか?

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先週の日曜日に2年ぶりに大腸内視鏡検査を受けました。
最近、お腹に食前でも膨張感があるせいもあったからです。


大腸がんが多くなってきたにもかかわらず、大腸内視鏡検査の検査率が低いのは
①2リットルの下剤(二フレック)を飲むのがきつい
②検査中はお腹が張って苦しい
③特に女性は、お尻を見せるのが恥ずかしい
④普段、自覚症状が無い
⑤健康診断の便検査で異常が無い 等々
女性に多いがんではありますが、検査を敬遠します。
そのわりのは、乳がん、子宮がん検診をします。
また、苦しいのを知っていても、「おぇーおぇー」と、もがき苦しみながら胃カメラは多くの人が経験しておりますね。これは胃痛の自覚症状があるから検査する人が多いのです。もっとも胃がん、肺がんも多いがんです。
便検査で異常が無なくても、大腸には初期のがんは潜んでおります。

私の場合は、大腸がん内視鏡検査では世界的権威者の横浜昭和大学医学部教授の工藤進英先生(秋田出身)から検査してしてもらっております。
秋田市のキャッスルホテル内に工藤先生が特別顧問の工藤胃腸内科クリニックがあり、検査予約がすぐにとれるからです。工藤先生は月に5〜6回、秋田のクリニックで検査してくれます。検査で大腸がんが発見され内視鏡でがんを取り除いてもらった患者さんも多くおります。横浜の昭和大学病院で工藤先生から検査をしてもらおうとすると半年待ちだそうです。
工藤先生が特別顧問のクリニックは東京池袋のメトロポリタンホテル地下に東京内視鏡クリニックというところもあります。
他の病院で大腸がんを発見され、人口肛門をつけなければならないと言われた患者さんが、工藤先生のおかげで人工肛門をつけなくても良い結果になった例が数多くあります。
通常ですと大腸内視鏡検査は30〜40分程度かかりますが、私の場合は5〜6分でした。それは工藤先生が長年かかって独自の早業を身につけ、ポリープ以外の腸に平坦にへばりつく陥凹(かんおう)型がんにもいち早く取り組んだからなのです。
モニターを見ていても、カメラのスピードが早く、どんどん奥の盲腸まで進んで行く早ワザです。少しおなかが張って苦しいかなと、思った時には検査は終わりました。しかもどんな小さながんをも見逃さない腕です。私は良性の小さなポリープを1個とってもらいました。
かつて、私は50歳を過ぎてから毎年、大腸内視鏡検査を受けていまいたが、ある総合病院では40分間ほどの検査中、苦しくて手に汗をかき、しかも最後の盲腸までカメラが到達せず、途中から別のドクターと交代して検査されたこともありました。
胃カメラ検査などもそうですが、大腸内視鏡検査(CF)は、検査医師の技量で左右されます。
技術がよくても、がんを見逃したら何もなりません。

ところで、みなさんが検査を渋る原因の解決法をお教えします。
前日は、特別に検査前食事セットを食べなくても消化の良い、素うどん(今だったらソーメンなど)や、おかゆ、プリン等を軽く食べましょう。翌日の検査前の排便が楽になります。
一番苦手とされる2リットルの下剤です。2リットルと考えるから飲む前から苦痛なのです。

下剤と考えず、粉を溶かした水と考えて下さい。正式には経口腸管洗浄剤で、検査をする為に腸内を奇麗にする薬です。粉末にすると137.155gの粉です。味の素の製品ですよ。
これを2リットルのペットボトルの水に溶かしてゆっくり飲んで下さい。宴会で2時間飲み放題の気分で・・・・。
途中、歩き回って腸内の動きを良くしましょう。私は家で飲んでからクリニックで検査する在宅型ですので、飲んでいる最中に犬の散歩も10分ほど出来ます。
基本は2時間以内で10分おきにコップ1杯づつ飲んで下さいと言われますが、飲むのが苦手な人は、途中から15分〜20分おきにゆっくり飲んでも大丈夫です。味はポカリスエットの濃いような味ですが、飲んでいくうちに、だんだん濃く感じてきて、飲むのに抵抗が出てきます。そんな時は別のコップで冷たい水を少し飲みながら飲んだり、お薬のコップに氷のかけらを1〜2個入れて飲むと、飲みやすくなります。又、あめ玉を時々舐めながら飲むのも良いかと思います。
便は個人差がありますが、だいたい10回ほど排便すると透明の水便になりますので、そうなれば検査開始OKです。
検査の痛みが辛い場合は痛み止めをお願いすれば対応してくれるはずです。
その時は車の運転はできません。
ついでにお話しますが、大腸検査でポリープをとった場合は生命保険で手術扱いとなり、保険内容によって多少異なりますが5万円程度の費用が支払われる場合がありますのでお忘れなく!
40過ぎたら「がん年齢」、3人に一人はがんで亡くなります。
大腸がんは早期発見で、ほとんど治ります。
大腸検査は、怖くない!
是非、検査をお薦めします。

工藤進英先生著書から>

〜〜〜〜〜〜〜〜〜今後の秋田県内での工藤進英先生の講演会予定〜〜〜〜〜〜〜
○大腸がん これだけ知れば怖くない(一般向け)
 日時:2012年7月25日(水) 16:00-17:00
 場所:本荘グランドホテル
 主催及び問合せ先:本荘にかほ北都会、北都銀行 由利本荘支店
 TEL:0184-22-0531


○大腸がん これだけ知れば怖くない(一般向け)
 日時:2012年7月26日(木) 18:00-18:50
 場所:秋田ビューホテル
 主催及び問合せ先:秋田信用金庫 秋田駅前支店
 TEL:018-832-2140



男鹿市大腸がん予防講演会(一般向け)
 演題:「大腸がんでは死なせない」〜内視鏡ゴットハンドからのメッセージ
 日時:2012年8月26日(日) 13:20-15:00
 場所:男鹿市文化会館 小ホール
 主催及び問合せ先:男鹿市保健センター
 TEL:0185-24-3400