第二報道部オフサイド日記

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痔と思うべからず!

最近、周囲に大腸がんと診断された人が目立つ。
高校の先輩、友人など今月に入り、3人が大腸がんが発見され、そのうちの69歳の高校の先輩は手遅れだった。
過去に会社の同僚で50代で4人、70代のラグビー仲間、妻の姉も直腸がん。昨年は会社の元上司。そのなかで手術で治った人、手遅れだった人もいる。手遅れだった人は定期検査をしていなかったり、中には便潜血検査で陽性になり、内視鏡検査を勧められても行かずに手遅れになった同僚もいた。
最近、大腸がんは増加傾向にある反面、検査で秋田は死亡率が減少傾向でもある。

大腸がんと診断された人たちは、いずれも入院して言う言葉はこうだった。
「便に血が混ざっていたが痔だと思っていた」
この、痔だと思っていたが、曲者だ。
大腸がんだと思う人は、だれもいない様だ。
便潜血検査を受ける、受けない、陽性反応が出た、出ないにかかわらず、下記のような症状がある場合は、かかりつけ医に相談したほうが良い。

・便をしても残便感が残る
・腹部に痛みや不快感があることが多い
・下痢と便秘が交互におこっている
・めまいや立ちくらみなどがおき、原因不明の貧血がある
・便に目に見える血液や粘液が混ざる
・便が以前よりも細くなった
大腸がんの初期には、症状がない事が多く、毎年定期的に便潜血検査を受けると安心。
検査は、簡単な便潜血検査が健康診断で出来るし、自分から希望して内科でも出来る。


便潜血検査の容器。2日分にわたって採便>

40歳過ぎたら大腸カメラの内視鏡検査を勧める。
今や、痛い・苦しい・恥ずかしいの時代ではない。


私は毎年春には胃カメラ、秋には大腸内視鏡検査を受けている。
その他に腹部エコー検査も。