第二報道部オフサイド日記

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適温のお付き合いを

低温とは・・・・気温が低い意味だけではない。
低温やけど」というやけどがある。
ある高温の物に長時間浸っていると、瞬間的に熱いものに触れてやけどするのでは無く、じわじわと皮膚が熱で侵され、水膨れになり、それが破れて傷になるのが「低温やけど
私は寒い日には石油温風ヒーターの前の椅子に座り、食事やテレビを見ている。
それが4〜5日前に右足のふくらはぎがヒリヒリするようになった。
足のすねを見ても右や左から見ても何ともない。
横になって足のふくらはぎを見たら、ヒョウタンの様に2重の山になった水ぶくれ。
その周辺の皮膚は網の目の様に血管が張り巡らされている様になっていた。
なんか不気味さを感じた。
しかし、痛みは無いのでメンタムを塗っておいた。
そして、2日前に車から降りようとしたときに、その水膨れの部分が車のドアのスッテプ部分に触れたらしく、その部分がヒンヤリと感じた。
もしかして水膨れが破けたかな? と思い、おそるおそるズボンの裾をあげて行ったら、案の定、水膨れが破れていた。
そして、一応皮膚科の医院に行ってみようと思い、診察を受けた。
確かに思った通りの低温やけどの診断。


低温やけどは一般のやけどより手が悪いそうで、じわじわと皮膚を侵して皮膚の組織を破壊していくので完治も3カ月間ほどかかると言われた。
その上、最悪は皮膚の移植や傷口を縫い合わせる手術の場合もあると、医者から脅された。
湯たんぽによる低温やけどの患者も多いそうだ。
傷の場所が足のふくらはぎの一部なので、傷跡がついても気にならないが、1週間ほどは入浴を控えてシャワー。
入浴で、片足を上げて湯船に浸かる姿はサマにならない。
痛みが無く歩行や車の運転には支障が無いのが不幸中の幸い。
体や心が寒いと言って、熱いものに抱き付くのは暖房も人間も危険を伴う。
何事も適温でのお付き合いを!