第二報道部オフサイド日記

秋田の話題・お祭り・風景・秋田のラグビーの紹介

はたはた

今日の秋田市は再び初冬の青空が戻った。
太陽の光がまぶしい。雪は全くない。
秋田名物の「はたはた」
「はたはた」は、魚へんに神と(鰰)と書く魚の一種で、太平洋側ではあまり獲れない。
今が最盛期。
今年は昨年と違い、海の天候が荒れる日が少なく漁獲は順調だが漁獲高が制限され昨年の半分とされている。
少なくなれば欲しくなるのが人間の人情。
それでも昨年よりは1割ほど市場では安いとされている。
「はたはた」は塩漬けや、はたはた寿司にして大晦日やお正月に食べたり、味噌田楽、煮物、鍋物、秋田では「しょっつる鍋」が定番だ。
「はたはた」はオスよりメスの方が人気が高く、価格も高い。
いわゆる「ブリコ」が入っているからだ。
コリコリとしてネバネバが良いらしい。
ちなみにメス(ブリコ入り)は4キロ入りで7千500円前後、オスだと5千円前後と価格に差がある。
オスとメスが混合して箱入りで売られているが、その中にメスが半分だと思ったが、そうでもないらしい。
中には5分の1程度しかメスが入っていない場合もあるようだ。
はたはた漁は雷が鳴れば豊漁と言われるが、今年のこの時期、雷は少ない。
海岸には「はたはた釣り」も多く訪れている。
初めて釣りをした人でも釣れるという。
秋田県の場合は釣りの針に規制を設けている。

由利本荘市の岸壁での「はたはた釣り」ABS秋田放送より