第二報道部オフサイド日記

秋田の話題・お祭り・風景・秋田のラグビーの紹介

県北の熱血先生

高校ラグビーの大会には必ずカメラを持ち、試合の模様を本部席から撮っている方がいる。
決して目立たない。
小坂高校ラグビー部元監督の山口先生だ。
小坂高校ラグビー部は秋田県の最北端の弱小チームだった。
チームづくりは伏見工業高校ラグビー部の山口良治先生との共通点があるように思える。
奇しくも同じ「山口先生」、秋田の熱血先生だ。
大館工業工業在職中には私財を投げ打ってラグビー部の部室を作ったり、夜間照明設備も取り付けたほどだ。

その後の赴任した小坂高校ではラグビー部のチームづくりの熱血ぶりは、かつて地元のテレビ・新聞・ラジオなどのマスコミでも取り上げられた。
ラグビー同好会、ラグビー部の指導者として少数の部員でチームを作り上げ、指導してきたが、その後、部員不足を余儀なくされてラグビー部は休部状態の中で、昨年3月に定年を迎えたが、再任用。現職時代から秋田市での大会には大館から2時間余りかけてグランドに来て、連日各チームの試合の写真を撮り、カメラワークも相当の腕だ。
現在も秋田県ラグビー協会の広報委員として写真を撮り続け、自ら手作りの立派なアルバムを作っている。
そして、小坂高校ラグビー部の復活を願って。

ラグビー場でカメラを手放さない山口先生


山口先生のアルバム


県北地区の地方紙「北鹿新聞」の切り抜きもアルバムされている。