第二報道部オフサイド日記

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がん検診

私は地元新聞の「お悔やみ欄」には必ず目を通す。
前職が長年にわたって総務部門に携わっていた為に、ユーザーや取引先などの関係者をチェックしていたのが「お悔やみ欄」に目を通すのが習慣になっている。
中には同級生や恩師、近所の人の名があったりする場合もある。
今朝も「お悔やみ欄」に目を通したら、見覚えのある名前があった。3年前に定年退職した職場の後輩の名だ。
彼は53歳の現職である。他の後輩にメールをして何で亡くなったか聞いてみた。
「すい臓ガン」だったとの事。すい臓は胃の裏側にあり、すい臓ガンの手術は非常に難しいと、よく言われる。
約50人に1人の割でなるらしい。
最初は症状が無く、進行してくると腰痛・背中痛・みぞおちの痛み・腹痛、消化不良、体重減少、糖尿病の悪化、黄疸などの症状が出てくる。
腰や背中の痛みの筋肉痛だと思って見逃す場合が多い。湿布を張ったり、マッサージだけでは油断出来ない。
要因は、肥満(BMI30以上)、糖尿病、喫煙、家族遺伝などで40歳以上から増えてくるとの事。
毎年の定期健康診断で発見できなかったのだろうか。
早期発見には定期的な血液検査(アミラーゼ・リパーゼ・ビリルビンなど)や、健康診断ではオプションの腹部超音波検査(腹部エコー)、さらにCT検査などが有効。
彼は確かに超肥満であり、喫煙者でもあった。
彼の葬儀は5月27日正午より自宅近くの葬儀場で執り行われる。

折しも私は先月20日に胃カメラと腹部超音波検査、昨日は血液検査と腹部CT検査、便検査を終えたばかりだ。