今朝の盛岡は、すがすがしい青空だ。
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エアコン無しの続編
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一昨日にエアコン故障のワゴン車を借りた輸送本部は対策を考えた。
まず、近くの知り合いの整備工場で応急処置が出来るか？ まず確認が必要だ。
整備工場へと向かった。顔の広い我々には、こういう時に便利だ。その整備工場にはラグビー部OB会長がいた。
早速エアコンをみてもらった。
故障原因はエアコンのガスが漏れているとの事である。
応急処置にガスを入れても、どのくらいガスが持つか？、そしてガスを入れるには時間もかかり費用もかかる。
輸送本務は選択に迫られた。
①応急処置に費用をかけるか？
②エアコン無しで、みんなに「ごめんなさい」で、通すか？（いや〜、それは無理か）
③レンタカーを借りて値引き交渉するか？
そんな時に整備工場のOB会長が言った。
近くに住むOBの「松さん」が８人乗りのワゴン車を持っているはずだと。
そして、もし駄目なら整備工場にある８人乗りのワゴン車を安く貸しても良いとも言った。
さすがOB会長だ！。
それならばと、OBの「松さん」に連絡し、交渉成立。土曜日の朝、エアコン故障の車を持って借りに行き交換することになった。
・・・・・・・
土曜日の朝は土砂降りの雨であったが、我々は「心はずませて」エアコン故障の車を持って「松さん」の天王町の家へ借りに行った。
「松さん」の車は８人乗りのエアコン付のワゴン車だ。しかもテレビも付いている。
土砂降りの雨の中、奥さんと二人で傘をさして出迎えてくれた。
ここで又、輸送本部長は悩んだ。エアコン付きの同じ８人乗りのワゴン車であるが、エアコン故障車より狭いのではないか？と私に言った。
「松さん」は、間違いなく８人乗りで「車検証にも８人乗りになっているっすよと」、自信ありげだ。
それでも輸送本部長は心配そうに、後部座席の３人乗りの二列にそれぞれ実際に３人座ってみた。まずは８人乗れる。それでも不安そうであった。
そんなとき、持って行ったエアコン故障車のガソリンが「スッカラカン」なのに気づいた。
使わない初めに借りた「ノーエアコン車」にもガソリンを入れて返さなければならないのか〜。
不安な心を抱え、まずは秋田駅の集合場所へ向かった。
定刻に到着。みんなに事情を説明したが、彼らは輸送本部の心配をよそに満足げであった。
いよいよ出発だ。車内では何年ぶりかに会った同級生が昔話で熱気を帯びてきた。
その中の一人が、熱気で熱くなってきたから「エアコンを強くしてもらいたい」と言い出した。
輸送本部の我々の苦労が報いられたのだ。エアコンが効くんだぞ！と。
車が岩手の県境付近を通る頃には雨も止んできた。
雨上がりで気温が２０℃前後と、前日から１０℃も低くエアコンが不要なくらいの皮肉さだ。
盛岡では岩手在住の南中同級生が市内の名所を案内してくれた。
次回は盛岡紀行。
