第二報道部オフサイド日記

秋田の話題・お祭り・風景・秋田のラグビーの紹介

千秋公園散策・・・・・・⑥


「時鐘」 寛永16年(1639年)、佐竹藩二代目藩主 義隆の時代に二の丸の一角に作られ、幾多の改修、移転を経て明治25年に現在地に建設されたが昭和18年に太平洋戦争で鉄類が没収された後、昭和23年に「平和の鐘」として復活したが昭和43年に当時の木造老朽化で廃止された。その後昭和48年に公募による愛称「千秋の鐘」として復活。家臣 吉敷家の末裔が今も時鐘を撞き続けている。
静かな時代は除夜の鐘など、市中に響き渡った。
最近は車の騒音や家の機密性などで、公園周辺でしか聞こえない。


「料亭 松下」、松下亭の愛称で公園内の高級料亭として栄えた。
かつては、お花見の時には隣に露天商のコルク弾の射的のテントが並んだ。
今は料亭松下の隣はコイン式の30分100円の駐車場になっている。


秋田市立図書館「明徳館」、かつてはこの地に明徳小学校があった。


東海林太郎像」 昭和元年、秋田市制100周年記念で建てられ、センサーで人が近づくと東海林太郎のヒット曲「赤城の子守唄」など6曲がレコードさながらに聞こえる、脇には滝が流れる。
東海林太郎は、秋田出身で秋田中学(現在の秋田高校)、早稲田大学へと進んだ。

公園の「手入れ度」はトイレを見ればわかる。
千秋公園の公衆トイレは手入れが行き届き、85点の点数を評価したい。