第二報道部オフサイド日記

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有意義な二日間


京都国際会館での学会>

京都の消化器学会の手伝いで秋田を二日間空けた。毎日、朝晩更新しているのが1日更新しないと久しぶりの更新の様な気がする。
「道中記」は、後日改めて書くとして、とにかくこの二日間は有意義で充実していた。
消化器学会では、京都に到着後すぐに会長を務める工藤進英先生の講演を聞いた。
その後、特別講演としてNHKの「プロフェッショナル」の司会でおなじみの、茂木健一郎氏が「脳と創造性」について講演し、女性の顔は自分で化粧した顔が自分の顔か? それとも素顔が自分の顔と思っているかとの統計結果のユーモアあふれる内容だった。
午前中には特別講演で柳田邦男氏の「見えないものを見る眼」と題した講演があり聴講したかったが、残念ながら時間の関係で聞けなかった。
学会は、1000人〜1500人規模と思って行ったら、なんと10倍の1万5千人以上の参加者で、秋田でいうならば「種苗交換会」の医学版の様だ。20会場以上の分科会や、ロビーにはパネル展や医療機器のデモもあり、会場からホテルまではシャトルバスのピストン輸送だ。
夜の会長招宴は我々の宿泊先でもある「ホテル京都オークラ」だ。会には「サプライズ」で何と、小椋桂のコンサートが入ったのだ。300人以上の場内は一瞬、「シーン」となり「シクラメンのかおり」の歌が流れ始めた。
小椋桂は現在56歳、重度の糖尿病であり、胃ガンでもあり,胃を4分の3手術で取って銀行員を退いているが、ユーモアあふれるトークで元気に歌いこなした。
二次会では、秋田のお酒「新政」などがカウンターに用意されている。私は会場係のボーイさんに「秋田から誰かが持ってきたのですか?」と聞いたら、京都のホテル側で秋田のお客さんが来るとの事で、わざわざ秋田から取り寄せたとの事であった。さすが関西商法は「心配りが細かい」

秋田に帰ってきた途端、ショッキングなニュースが飛び込んできた。「ザ・フォーク・クルセダーズ」メンバーだった加藤和彦が自殺したのだ。
実は、我々が推進している「大腸がん撲滅キャンペーン」「ひろげよう、大腸がん検診」のチラシに今井美樹加藤和彦の写真が使われているのだ。音楽フアンとしても、医療関係者としても残念でたまらない。