第二報道部オフサイド日記

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三郷町にて

昨日は秋田県美郷(みさと)町の公民館で行われた「がん医療講演会」に行ってきた。
秋田県肺がんネットワーク「あけびの会」の主催。
講師は大腸がんの権威者 工藤進英先生が「大腸がん これだけ知れば怖くない」と題して2時間にわたって講演した。
一般講演後は今回初めての試みとして参加者の中から会場を変えて車座になり、治療・検査・入院の悩みや疑問を語り合う意見交換会も行われ、質疑応答では 「便が黒くなって心配だ」 「便検査で5年間異常なかったが、その後に内視鏡検査をしたら大腸がんが発見された」  「ポリープは採っても、また出てくるのか?」 「工藤先生から検査を受けるには、どうしたらよいか」 「がんセンターの設立構想に消化器以外はないのか」など活発な質疑が出された。

                 

                  

                 

  

                 
一般講演会後の「車座ミーティング」では工藤先生と身近で質疑応答の場が設けられた。


秋田県が16年もの間、連続がんの死亡率が全国トップの要因は、患者側に問題があるのか、それとも医療関係に問題があるのかが課題でもある。
秋田県のがん検診率は目標の50%に対し、20〜30%にとどまっている。