第二報道部オフサイド日記

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いつ、どこで、何が

穏やかな天気の秋田の元旦を迎え、今年は災害の無い1年と思っていた矢先、夕方のテレビの娯楽番組を見ていた途中に急に画面が変わった。

緊急地震速報、しかも大津波警報

日本海側には大津波警報津波警報津波注意報の発令。

秋田の沿岸の住民はどうしたらよいか、わからなかったに違いない。

ただ、テレビを見て状況を見守るしかなかった。

テレビを見ていない人は、地震を感じたが状況は分からない。

テレビではお正月番組を中断して各局が「逃げろ!」と、アナウンサーが叫ぶ。

秋田港が目と鼻の先の海抜2メートルの地域に住んでいる我々にとっては何としたら良いかわからない。

避難したらよいのか? どこに避難したらよいのか? 家族の意見がまとまらない。

近所は殆ど注意報では避難はしない。

お盆の13日の夜、大みそかの夜、元旦の夜と、年3回程度の家族がゆっくりとする夜の出来事。

元旦の朝に私は、「まさか、今日元旦に地震なんか起こらないだろうな」と、ふと心の奥によぎった。それが現実になった。

テレビを見ているうちに男鹿市沿岸全域に避難指示が出て、さらにに、にかほ市沿岸にも避難指示。

これが秋田市沿岸に避難指示が出た場合、我が家はもちろんだが秋田市内のどの地域までが沿岸なのか?と思った。

昨年の秋田市の水害で避難場所はある程度把握できるが、避難地域にはテレビ以外で、どういう形で避難指示を知らせるか? とも思った。

いつ、どこで、何が起こるかわからない災害。

元旦早々の大災害、今年も穏やかな1年にはなりそうにはない。