第二報道部オフサイド日記

秋田の話題・お祭り・風景・秋田のラグビーの紹介

あれから2年

白一色の風雪で夜が明けた今日の秋田。

2年前の3月11日午後2時46分、あの巨大なる東日本大地震が発生。
東北、北関東地区の沿岸や東北地方にも大きな被害をもたらした。
今日は、あれから2年になる。震度5秋田市は、積雪こそ無かったが、みぞれが降る寒い日だった。
被災地では今も復興、犠牲者、行方不明者、避難者、放射線量など大きな問題を抱えたままだ。
今日の午後2時46分には職場でも犠牲者に対し1分間の黙とうを捧げる。


〜〜〜地震発生を報じる、翌3月12日の秋田さきがけ新聞〜〜〜〜〜

              

             
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
その後、各自治体や報道機関で津波に対する認識がクローズアップされてきた。
大震災までは、私は日本海沖で発生した地震の時でも沿岸の自宅へ帰る事だけ脳裏にあったっが、今は日本海沖の地震発生時は、いかに沿岸から遠のくかが課題になった。
近くには高台も高層ビルも無い。
しかも、自宅近くは海抜2m。
3メートル級以上の津波が来たら、ひとたまりも無い。
10m級の津波の恐れもあるという。
秋田市での防災対策はこれからだ。
沿岸でも防災無線さえない。テレビ、ラジオの情報しか得られない現状。

  
<秋田港のある土崎地区は海抜2m。近くには高台は無い。津波の避難場所としては早急に見直しが必要>


<この避難場所の向かいに今年4月末には建設中の土崎消防署が完成する>