ラグビーでフォワード第三列、スクラムの最後尾にいて、オールマイティーな活躍を求められるのがナンバーエイト。
フォワードとしてのパワーと、バックス並みの走力、そして状況を冷静に判断する力が求めらる。
ラグビーでこのような選手になってもらいたいと息子にエイトと名付けた親がいる。
父親は高校時代、男鹿工業ラグビー部副主将としてバックスセンターで花園県予選では、この年、全国制覇を目指していた秋田工業を決勝戦で下し、花園出場を果たした。この年は中央地区新人戦、全県新人戦、中央地区総体、全県総体ではすべて秋田工業に敗れていたが、花園予選で秋田工業を決勝戦で10−3で下しての花園出場。平成5年、第72回大会の花園での全国大会では3回戦、この年、全国準優勝した啓光学園と対戦し21−22で敗れたものの素晴らしいいチームだった。この年は伏見工業が優勝。
当時の男鹿工業は内藤徳男監督。
その父は息子には戸籍上、「ナンバーエイト」とは名付けられず、「栄人」という文字にした。
呼び名は「えいと」
その栄人君が今年、秋田工業高校ラグビー部に入部した。
中学時代は秋田市立将軍野中学校ラグビー部として東日本大会で輝かしい成績をおさめた。
その後、身体は増々大きくなって高校1年生で体重は105キロ、身長173センチ。
先日の秋田中央地区新人大会では準決勝、決勝戦とナンバー8としてではなく、フォワードのスクラムを押す最前列のプロップとして後半から出場して素晴らしい突進をみせ、将来が楽しみだ。
控えのNO16でプロップとして後半出場し、素晴らしい突進のえいと君