仕事でもそうですが、物事をやるには、それぞれ役割があります。
それぞれ、町内名と役割が入ったタスキを身につけております。
土崎のお祭りにも色々な役割があります。その役割のいくつかをご紹介します。
曳山は4つの大きな木車です。車の様にハンドル・ブレーキはありません。
1台の曳山に4人の「振り棒」と呼ばれる人が木車の方向変換、停止などの重要な操作役です。方向転換には木車に油を敷いて動き易くします。
このため、土崎の街中は独特の油の香りもします。
水分補給係、冷たい水や、冷やしたビールなどを、各町内毎に曳山の後ろについて行きます。「給与係」と言われます。飲み終わった空き缶等も運ぶ地味な仕事です。
曳山の最上段にのぼり、曳山が電線に引っかからない様に、棒で電線を木製の道具で上げる係で、若者が担当します。
二日間のお祭り期間中、朝から夜まで演奏し続ける、お囃子。港ばやし保存会の加入団体から各町内へ派遣されます。
それぞれの曳山が交差する際にも相手に必ず激励の演奏します。
最終日の21日は、夜にクライマックスを迎えます。