第二報道部オフサイド日記

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低温やけど

私は足が冷え性だ。
寒かったこの冬は特に足が冷えた。
床暖房などない。電気毛布は暖かいが健康にはあまり良くないみたいだ。
そこでレトロな物が好きな私は「湯たんぽ」を時々使った。

省エネ暖房で、寝る前に沸騰したお湯が結構、朝方まで保温されている。
しっかりとタオルでくるんでおいた。
先日の朝、足がヒリヒリした。見たら真っ赤になっていた。
もしかして? 「湯たんぽ」かなと思ったが、タオルでしっかりと包んでいたのでヤケドする筈は無いと思った。
ところが、翌日になったら赤くヒリヒリした部分が「水ぶくれ」になった。やはり「湯たんぽ」でのヤケドに違いないないと思った。


一晩中、足を「湯たんぽ」にあげたままだったに違いない。
昔はよく「針」を焼いて消毒し手、水ぶくれに刺して水抜きしたものだった。
数日経ってもひけないので病院に行くことにした。
はて? 何科にいったらいいのだろうかと迷った。
ヤケドの傷だから整形外科か、あるいは皮膚だから皮膚科だろうか?
迷ったあげく、いつも行く私の中学の同期の医者がやっている皮膚科に行った。
当然、「どうしましたか?」と聞かれた。
私は「湯たんぽ」とも言えず、温風ヒーターに触れてしまいました。と言ってしまった。
医者は「お酒を飲んで温風ヒーターの前で寝込んだのでしょう。低温ヤケドです」と言って「水ぶくれ」をピンセットで破いた。
悪化すると皮膚の下が破壊されると脅かされた。
治療室で看護婦さんが薬を塗りながら「湯たんぽでしょう」と言った。さすが見ればわかるのだろう。
とんだ低温ヤケドであった。

様々な災いも襲ってくる人生だ。

今も毎晩、薬を塗っているが、又膨れてきた。