読売巨人軍のマルチプレーヤー・木村拓也コーチが「くも膜化出血」で37歳の生涯を終えた。
脳梗塞は50代からが多いが、くも膜化出血は30代〜50代にも多い。
・脳梗塞・・・・・脳の血管が詰まる
・くも膜化出血・・脳の血管が破れる(脳動脈瘤の破裂)・・死亡率が高い
<日本脳卒中協会による「脳卒中予防10か条」>
1 手始めに高血圧から治しましょう。
2 糖尿病 放っておいたら 悔い残る。
3 不整脈 見つかり次第 すぐ受診。
4 予防には タバコを止める意志を持て。
5 アルコール 控えめは薬 過ぎれば毒。
6 高すぎる コレステロールも 見逃すな。
7 お食事の 塩分・脂肪 控えめに。
8 体力に 合った運動 続けよう。
9 万病の 引き金になる 太りすぎ。
10 脳卒中 起きたらすぐに 病院へ。
<秋田県支部でつくった脳卒中予防10か条>
①高血圧 治療が救う多くのいのち
②肥満が招く糖尿病、早期の治療は健康保険
③不整脈(心房細動)、梗塞予防が薬で可能
④禁煙を実現できて周囲の笑顔 禁煙で子孫におよぶ悪影響
⑤アルコール、たしなむ程度がトレンディ
⑥コレステロール、高すぎ低すぎ赤信号
⑦塩分、動物脂肪、必要最小限がもたらす健康生活
⑧若さを保つ運動習慣、一年ごとに若返る
⑨肥満が蝕むわが体、日々の努力でさよなら万病
⑩脳卒中、思った瞬間 救急受診
くも膜化出血は遺伝性が強く、生活習慣病とはあまり関係が無いと言われるが、脳動脈瘤がある人は、上記の10か条を守らないといけないという。
秋田県の平成20年度の脳血管疾患の死亡者数は1,786人で、人口10万人あたりの死亡率は、「がん」とともに全国トップだった。
脳卒中、くも膜化出血は早期の場合は、ほとんど自覚症状が無い。上記の予防のほかに、ストレスをためない事も大切だ。特に家族に脳動脈瘤歴のある人は脳ドックの受診を必要とされる。
動脈瘤は脳だけはでなく、全身に可能性がある。
実は私も3月末に腹部CT検査で動脈瘤も診てもらったが異常なかった。