7月に職場で行なった健康診断で「要精検」が1項目あった。
他は何でも無い訳では無い。項目的には治療継続とか、経過観察とかの項目以外のものだ。
健康診断では脳疾患とかの検査は無い。
今回私が指摘されたのは「眼底検査結果」で「要精検」の項目だった。
「要精検」とは、専門医に行って精密検査を必ず受診して、その結果を報告してくださいという意味だ。
報告は健康診断をした機関と、職場への報告が必要である。
かつてこの項目での指摘は初めてであった。
健康診断で「要精検」の項目があるとみんなビビる。
胸部X線検査では「肺がん」、検便では「大腸がん」等が疑われる。
今日は職場を午前中休み、いつもの内科・循環器の主治医に行ってみた。
素人考えで眼底検査は動脈硬化などの発見に有効との認識がったからだ。
主治医は眼底検査は眼科の管轄とのことで、近くの眼科医を紹介してくれた。
秋田市広小路の秋田ビューホテル向いの「太田眼科」であった。
太田眼科のホームページです。http://www.ohta-i.com/
眼科などはへは滅多に行った事の無い私は患者の多いのに驚いた。
患者の多くは70過ぎのご婦人たちである。私の様な若い男性? は、誰もいない。
私は思った。今、忙しいのは眼科、整形外科だと。いずれも高齢者の治療だ。
それはともあれ、待つこと2時間、視力検査・そしてなにやら目に光を当て、1点を見る検査、その後、目薬をつけて、更に30分待って、その後に強い光を目に当てられた。
看護婦さんからは、検査後3〜4時間は車の運転は禁止だと告げられた。
私は「今日は午前中で楽勝と思っていたのに、夕方までこりゃ駄目だ」と観念。
昼過ぎに検査を終えて外に出たら34〜5℃もある灼熱の猛暑。
しばらく目が開けられない状態。その後、3時間半程度は目がかすんでいた。
仕事に復帰したのは、当初は3時間遅れの予定が7時間半遅れの午後4時。それでも明日から3連休で仕事がたまり、他の人に迷惑をかけられないと思い、残りの時間を必死こいて、結局は帰るのが一番最後であった。
<健康体の眼底写真(私の写真ではありません)>
ちなみに検査結果は異常なし。健康診断時の眼底結果異常を精密に見てもらい心配無い事とのことであったので一安心。
以下は眼底検査についてです。
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眼底検査はまず、瞳孔を特殊な目薬で開き、眼底の観察をします。眼底出血、網膜剥離、視神経炎、黄斑変性などがわかり、異常があれば治療を行う事になります。疾患で言えば緑内障の場合は神経の圧迫、糖尿病網膜症であれば、眼底出血等の有無、高血圧であれば動脈硬化や、血管が細くなっていないかなどの変化を見ることも出来ます。実は、眼底にある血管は、体で唯一血管の状態を直接的に肉眼で見ることができる場所なので、こうした変化を観察する事で、様々な疾患の診断の助けになると言う事が言えます。
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