第二報道部オフサイド日記

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動脈硬化

最近テレビのニュースや健康番組に心臓疾患や、脳の関係で血管の詰まり(動脈硬化)が多く取りざたされている。
血管の中が詰まって細くなったり、全く血液が流れなくなって死にいたったり、手術が必要になったり、後遺症で余生を送ったりしなければならない。
この「動脈硬化現象」は、なにも人間や動物の血管だけではない。

我が家の台所の流し台の床が濡れてきた。
私が20代に建築した家の流し台だから水漏れしても不思議でない。
流し台のシンクの排水口のパッキンが割れていた。
過去に何回もパッキン補修し、今回も補修して大丈夫と思ったら、まだ浸みてきた。
「これは排水パイプの詰まりかな?」と思い、以前にホームセンターから買っておいた排水つまりを通すワイヤーで外にある排水マスから流し台の口まで通してみたら、固形の異物がボロボロと出てきた。
これで安心と、流し台の水道を全開して外のマスへ出てくる水の流れを見て、安心・安心とばかり、家の中に入ったら、なんと台所が洪水状態!

「ああ、いよいよ流し台セットの交換か〜。2〜30万円はかかるな」と、ため息。
しかし、オジサンはあきらめなかった。
今度は排水マスから排水づまりワイヤーを流し台の流し口まで通し、その先に布切れをまとめたものをくくりつけ、引っ張る作戦を決行した。
子どもの頃の父の煙突掃除を思い出したからだ。
引っ張ってみたら、2個、3個、4個と大きな固形石鹸の塊のような物が出てきた。老廃物の塊だ。
人間でいえば、まさに動脈硬化の清掃。バイパス手術もいらなない。
メーカーに悪いが、パイプクリーナーの効果は見られない。
これで、流し台セットの購入費2〜30万が当面不要になった。
年に1回は家庭の排水パイプと、敷地内の排水マスを開けて点検を!
最近は圧縮空気で通す器具や、排水づまりの専門業者もいる。
新しい流し台セットを買ったと思って、この2〜30万円を、何に使おうかと思ったりして・・・・・・・。
そういっているうちに、また、あちこちガタが来そうな気がする。