第二報道部オフサイド日記

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我が家の「消化器」と「消火器」

先日、私の「消化器」の胃カメラ検査をしたばかりなのに、今度は「消火器」のお世話になる羽目になった。

妻が朝食の準備中に、私と一緒に居間でテレビを見ていた。
急に妻は血相を変えて何も言わずに台所に走って行った。 私は何事か? と台所の方を見たら「炎」が台所のガス台から天井まで真っ赤に上がっている。天ぷら鍋に引火したのだ。
妻は、とっさに居間にあった「座布団」を持って天ぷら鍋にかけたが「炎」はおさまらない。
私は急いで玄関先に置いてある「消火器」を持って天ぷら鍋にむかって「消火器」のレバーを引き消火させた。
職場の防火設備点検会社のキャンペーンで数年前に「消火器」を買っていたのだ
「消火器」の使い方は職場での消火訓練で知っていたので慌てる事はなかった。

消火後は台所に煙が「もうもう」と漂った。その直後に家庭用の煙感知器が鳴り出した。
台所は「消火器」の粉末でピンク一色になったが、無事に何事も無くおさまった。
その後、妻は消火器から出た粉末の掃除に半日がかりで大変だった様だ。コジマ電気から買ったばかりの掃除機が詰まるほど大活躍した。妻が必死になって掃除をしている時、私はトップイーストリーグの秋田NB対釜石SW戦を観戦していた。
私は「いつかこの様な事が起きるのではないか」と心配していたのである。それは、時々妻が「やかん」のお湯を沸かしながら韓国ドラマを深夜まで見て「居眠り」して、「やかん」が焦げて異臭に気が付いた私が目覚め、火を止めた事があったり、鍋の煮物のガスを細火にして台所から離れ、煮物は黒焦げたりした事が何回かあったからだ。そのため家庭用の「火災報知器」を取り付けたりしたのだ。
とんだ「消火訓練」を実体験したのだ。
今回の教訓で、家庭用火災報知器は「煙感知式」では無く、「熱感知式」の方が良いと感じたのと、「消火器」の必要性だ。
「消火器」も「消化器」も、どちらも命にかかわる「シロモノ」だ。普段の手入れが大切。
とりあえず、「消火器」を新しいものに買い換えた。家庭用火災報知器も「熱感知式」を取り付ける事にする。
このお陰で、妻は私に頭が上がらず、私は「優位な座」を取り戻す事が出来た。