第二報道部オフサイド日記

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秋田の話題 「よみがえれ緑の海岸線」

 

秋田の明るい話題をご紹介いたします。
秋田市新屋の住民らが1200本植樹」
海岸線の林をよみがえらせようと、秋田市新屋、浜田両地区で11月7日、植樹活動が行われた。地域住民や児童生徒ら約600人が参加し,クロマツなど約1200本の苗木を植えた。秋田市新屋から浜田にかけての国道7号線沿いの松林32ヘクタールの再生を目指す「あらや松林再生プロジェクト」の一環。新屋振興会の有志で組織する松林再生委員会の主催。同振興会と秋田経済同友会の協力で、エリア内の2ヶ所(約0.45ヘクタール)で植樹した。このうち、浜田地区の老人保健施設「友愛の郷」周辺の林約0.25ヘクタールでは、あらかじめ掘られた穴に肥料を含んだ土をかぶせ、クロマツやイタカエデ、ケヤキなどの苗木約800を植えた。新屋振興会の渡邊一義事務局長は「まずは今後10年をめどに、年1回の植樹会開催を続けて行きたい」とし、経済同友会の高橋則行事務局長も「松枯れに注意しながら林の維持管理に努めると共に、振興会と協力して植樹活動を継続させたい」と話した。参加した日新小3年の菊地匠君(9歳)は「苗木を植える作業が楽しかった。今度はちゃんと育っているか見にきたい」と笑顔で話した。
<11月8日の秋田さきがけ新聞より>

海沿いの植樹と言えば、秋田出身の栗田定之丞は江戸末期から明治時代にかけて海風からの飛砂から田畑や人家を守るために能代や、秋田市の新屋地区に20年かけて黒松の植林等砂防事業を実施して秋田県砂丘地帯の防災対策を行った事は有名です。
新屋には栗田定之丞をまつった「栗田神社」があります。