第二報道部オフサイド日記

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厳しい高校生の進路

明日から秋田中央地区の1〜2年生による高校新人ラグビー大会が行なわれる。
3年生にとっては、来月の花園予選もさることながら、進路問題も控えている。
来春、秋田県の高校を卒業する生徒は約9,300〜9,400名程度と思われる。
平成20年度の進学率は大学44.9%、専門学校18%、就職は30%、その他は浪人(就職・進学準備者)だ。
就職では県内、県外が半々だった。
今年は就職希望者約2770名、県外6割、県内4割という。
しかも県内の求人数は現在、半分程度であり、県内各高校の就職担当教師の苦労も多い。
私の元同僚で県南地区の高校で就職支援の「ジョブサポートティーチャー」をしている者がいる。
これは県から年間契約で委託され、担当高校の就職希望者の為に秋田県内の企業訪問し、就職を頼み込んであるく仕事だ。
生徒達には、きちんとした服装での面接方法や入社試験の指導なども行なう。
給料は思ったより安かった。
厳しかった昨年よりも、今年は高校生の就職は更に大変だと、嘆いていた。
TDKも来春高卆採用はOだ。
そして、数年前に就職した連中も、現状大変だ。
不況のあおりで、「雇用調整」という局面に立たされている。
人員削減をしないで、労働時間を減らす為に残業はもとより、月に何日か指定された社員が自宅待機なのだ。
当然、給与も下がる。それでも会社に在職し、仲間がいるうちは、幸せなのかもしれない。
ただ、自宅待機の日は金がかかる。