第二報道部オフサイド日記

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岩木山遭難から60年

昨夜のNHKニュース秋田版から

私が中学2年の時のことだ。

大館鳳鳴高校山岳部が青森の岩木山で冬山登山での遭難事故だ。

今でも、当時のことをはっきりと覚えている。

まるで映画 八甲田山のようだ。

夏の岩木山には高校生のラガーマンたちの合宿や強化練習試合などが行われている。

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60年前に大館市の高校生が青森県岩木山で遭難し、4人が死亡した事故について、当時の捜索の様子などを撮影したとみられる映像の存在が新たに確認されました。
映像の寄贈を受けた地元の博物館の担当者は「当時の現場の状況を収めたフィルムはほかに見当たらず、非常に貴重なもの」と話しています。

今回、新たに確認されたのは8ミリフィルムで撮影された10分余りの映像で、冒頭にタイトルとみられる「岩木山遭難」という文字が確認できます。

今から60年前の昭和39年1月、大館市にある大館鳳鳴高校山岳部の部員が青森県岩木山に生徒だけで登山したところ遭難し、生徒4人が死亡しました。

今回、確認された映像にはリュックを背負った捜索隊とみられる人たちなどが神社に集まり山へ入る様子や、ヘリコプターが上空を飛ぶ様子など、当時、大規模に行われた捜索活動とみられる映像が収められています。

また、事故後に高校の体育館で開かれた合同慰霊祭とみられる映像や、岩木山に建立された慰霊碑の除幕式の参列者とみられる人たちが山を登る様子も撮影されています。

映像は、大館市の男性が自分で撮影するなどしたもので、男性が亡くなったあと、親族が知人を介して4年前に大館郷土博物館に寄贈した百数十本のフィルムの中から見つかりました。

映像の寄贈を受けた大館郷土博物館の馬庭和也さんは「当時の現場の状況を収めているフィルムはわれわれが知るかぎりこの1本だけなので、現場の空気感や雰囲気をうかがい知ることができる資料として非常に貴重なものと考えている」と話しています。