第二報道部オフサイド日記

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終活として

私が31年間勤務した住宅会社当時、同職だった男が自費出版で誕生から会社を立ち上げるまでの250ページにもおよぶ自叙伝「1万5千円の人生」を5月初旬に発刊した。

中学を卒業し、東京へ集団就職し、今や不動産・住宅会社の会長になっている。

終活として将来に残す目的だそうだ。

特に同職時代の苦楽の思い出が鮮明に書かれ、興味深く読んで苦しい時の思い出や、苦しさの中でのエピソードで吹き出すような笑いの一場面もあった。最後の文面の一行には「不動産業として来年にはこの道50年を迎える。長いようであり、あっという間であった。出会いのあった全ての人に心から感謝をしてこの文を終わりにしよう」と締めくくっている。

将来、子供・孫、そして、その子孫などが自分の先祖には、こういう人がいたんだという、貴重な記録になるに違いない。