東日本大震災から11年。
津波の被害が無かった秋田では、みぞれの降る寒い日だった。
停電、ガソリンの供給が少なく、ガソリンスタンドには長蛇の列。
1台当たり10リットルまでとかの制限。
被災地の家族や知人ににガソリンを運ぶ人々。しかし、ガソリン携行缶の不足。
農家から農機具用のガソリン携行缶を借りたりもした。
役に立ったのは、反射式石油ストーブ、ボンベ式のコンロ、車から携帯電話への充電器。まだ寒い秋田だったので、石油ストーブ用の石油の備蓄はいくらかあったし、反射式石油ストーブも家にあった。
停電のために反射式石油ストーブや乾電池が店頭では在庫なし。
災害に対する意識も年が経ってくれば薄くなってくる。
よく言われる。「災害は、忘れた頃にやって来る」
しかし、大震災の被災者たちは、いまだに忘れることはできない。
私の災害への備えは大震災以来、車のガソリン量が半分になったら満タンにしているくらいしかできない。