第二報道部オフサイド日記

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秋田ロケの思い出

昨日の地元紙 秋田さきがけ新聞に秋田県内でロケされた映画の一覧が掲載された。

その中で、思い出深い映画に目が行った。

1964年(昭和39年)大映映画「17歳は一度だけ」高田美和、青山良彦らの出演で、秋田市男鹿市がロケ地であったが、ほとんどが秋田市内ロケだった。

広小路、千秋公園の本丸やお堀のボート、大町、土手長町、旧秋田民衆駅(秋田ステーションデパートがあった)、旧秋田市役所庁舎が完成時に市役所前での竿燈、協働社のサテライトスタジオ。そして私の母校である秋田工業校の当時の木造校舎など。

ラストシーンは、秋田工業高校のグランドでソフトボールをやっている場面で、当時の工場棟、正門などが映し出された。

私が秋田南中学校3年生の時のお正月映画だった。

秋田市の土手長町ではランニング風景、大町では味噌・醤油屋さんの老舗である田中屋さんの家屋(現在の協働大町ビルの地)でのロケなど懐かしさがいっぱいであった。

その後、何年間経って秋田工業高校OB会主催で秋田市の文化会館での上映や、大町のビアホールなどでも上映された。

「続編 青い山脈」の映画作品と言われたが、残念ながらDVDは制作されなかった様だ。

DVDがあれば、ぜひ欲しい。一生忘れられない青春時代の映画だ。

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「17歳は一度だけ」映画での制服は、当時の付属高校(秋田経済大学付属高校、現在の明桜高校)のものを使った。

そのほか、1980年の角館ロケで武田鉄矢の「思えば遠くへきたもんだ」

これはDVDがあるらしいし、テレビでも放映された。

有名なのは1974年の「砂の器」、DVDも出ているし、テレビでも何回も放映されダビングしている。岩城町(現在の由利本荘市)ロケで「カメダは変わりないか?」とのセリフの会話で、2人の刑事が岩城町の「亀田駅」周辺訪れる場面である。

捜査の結果、結局は島根県出雲の「亀嵩(かめだけ)」の地であることが判明した。この地方と東北弁なまりが似ているという。

また、秋田市ロケで、フランキー堺主演の「逆転旅行」のVHSは、私は持っている。

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