第二報道部オフサイド日記

秋田の話題・お祭り・風景・秋田のラグビーの紹介

ハルるんるんの一日

昨日は、ようやく秋田に春が来た天気。
仙北市田沢湖のあきた芸術村にある劇団わらび座のミュージカル「どど〜ん!大曲花火物語」の最終日である千秋楽に行って来た。
あえて千秋楽を選んだ。1日間の公演と違い、1月30日からの長期公演なので、最終日は必ず盛り上がり方が違うからだ。
出演者は鈴木裕樹さん(大仙市太田町出身・先のミュージカル「為三さん」での成田為三役)、高橋真里子さん(美郷町出身)、戎本みろさん(長崎県出身)の3人のみ。
3人の俳優さんが一人で何役もこなす素晴らしさ。
大曲の花火の知らない部分を堪能。
場内最前列には被災地福島からの観客もいた。
被災地で生きる希望を与えようと大曲の花火を打ち上げる思いの場面では、福島からの観客は涙ぐんでいるのが見えた。
わらび座は、いつも感動を与えてくれる。


わらび座の小劇場>


<千秋楽は大いに盛り上がった>


公演が終わって出口では出演者の俳優さんが見送りしてくれ、鈴木裕樹さんと記念撮影。

そのあとに駐車場に向かおうとしたら、ある女性から声をかけられた。
振り向くと、わらび座の俳優でミュージカル「為三さん」で成田為三の妻、文子役で出演した遠藤浩子さん(横浜出身)だった。午前のお稽古を終わって、会場に立ち寄って私を見つけて声をかけてくれたとのことで大感激。
遠藤浩子さんは4月16日から公演の秋田県初の女性国会議員 和崎ハル(秋田市楢山出身)の人生を描いたミュージカル「ハルらんらん」でハルさんの高校時代(秋田高等女学校・現在の秋田北高)の同級生役としても出演するとのことであった。

わらび座の俳優 遠藤浩子さんとともに>

秋田市に戻って市役所近くの八橋の菅原神社前を通ったら、梅が咲き始めていた。
ハルるんるんの一日であった。