<7月21日秋田さきがけ新聞記事>
秋田市に伝わる国重要無形民俗文化財の「土崎神明社祭の曳山(ひきやま)行事」(土崎港曳山まつり)が20日、2日間の日程で始まった。勇壮な武者人形を飾った20町内の曳山が練り歩き、「ジョヤサ、ジョヤサ」という威勢の良い掛け声が響き渡った。
曳山は午前8時ごろ各町内を出発。浴衣姿の曳き子たちは顔を真っ赤にし、大粒の汗を流しながら引っ張った。にぎやかなおはやしや木製車輪のきしむ音が響き、辺りは熱気に包まれた。
21日は各町内の曳山が午後0時半から土崎地区南端の穀保町を出発、北端の相染町まで練り歩く。同8時から各町内に帰る「戻り曳山」で、まつりは最高潮を迎える。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜