第二報道部オフサイド日記

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秋田の誇り

4月7日(日)夜、秋田市のキャッスルホテルで秋田が生んだ偉大な二人の講演会があった。
一人は秋田県三種町(旧山本郡鹿渡)出身の看護師 小玉梨絵さん。
アフリカの子供たちに青年海外協力隊の一員として小学生に衛生啓発活動を展開。
不衛生なトイレに行ってもペーパーが無く、手で拭き、その手を水で洗い、そして手で食事し、歯磨きもほとんどしない生活。
5歳以下の死亡率も多い。栄養失調もある。
そんな国にいくらでも役立ちたいと活動。
体験談の有意義な講演。全く無知の世界の話であった。

<小玉 梨絵さん>

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右はアフリカの小学生に歌を付け、絵でわかりやすいようにした手洗いの歌
左は歯の拡大模型をつくり歯磨きの仕方を教えたという。


もう一人は、大腸がん検査で世界的名医の工藤進英先生。
予定時間を大幅に上回る講演後には聴講者から健康診断で便潜血があり精密検査を勧められ、ある病院で検査予約に数週間、検査後の結果まで更に数週間。
その間は、まな板の鯉。なんとかならないものか?との質問に工藤先生は、自分のところだと検査結果は拡大内視鏡で、その場で判別できると断言。

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<大腸がんの講演する工藤進英先生>

                  
<聴講者からは切実な質疑が>

                 
<会場は悪天候と地方選挙の開票の夜にも関わらず、多くの方たちが訪れた>