第二報道部オフサイド日記

秋田の話題・お祭り・風景・秋田のラグビーの紹介

角館やまぶつけ

昨夜は2年ぶりに秋田県角館(かくのだて)の「やまぶつけ祭り」に行ってきた。
角館は情緒のある町だ。
昨夜の角館は蒸し暑かったが「観光やまぶつけ」が組まれていた。指定された時間と場所での「やま(山車)」ぶつけである。
狭い道での、「やま」同士の通行権をめぐって交渉し、交渉が決裂すれば、「やま」がぶつかり合い、勝った町内のやまが優先して通行する祭りだ。地元では町内を丁内と表現する。
「ドシーン」という音とともに正面衝突する。
車の衝突と異なり金属音は無い。
ぶつかる時は、お囃子の音色と曳き手の動きが早くなり最高潮に達する。観衆も興奮の渦に巻き込まれる。
ただ、角館の町並みはどこも道幅が狭いので観客のスペースが少ないのが残念である。
竿燈や、ねぶた祭りの様に桟敷席や観覧席も無い。狭い道の両脇で、ぎゅうぎゅう詰めでの見物だ。
今日は、やまぶつけの本番、場所も時間も指定が無い。明日未明まで行われる。




<子供も女性も一体でのやまぶつけ>


<商店街のあちこちに飾られている手作りのミニやま>