第二報道部オフサイド日記

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街角ウオッチング  横町(よこまち)

【消えた狭小間口の横町の店】
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<繁忙期から間口は広くはなったものの、商品とおばちゃんの姿は、もう無い>
かつて50年近くもあったような気がしますが、秋田市大町の通称「横町」に、店と店の軒先の隙間に2メートルがあるかないかの狭小間口の深夜まで営業している食料品店がありました。
店頭には溢れるばかりの商品が置かれておりました。
店には看板もなく、商店名が不明でしたが、横町の間口の狭い店と言えば、みんな知っておりました。
惣菜、果物、お菓子などが置かれ、今で言えば「コンビ二」のはしりの様な店です。店の入り口には天井から「スルメイカ」がいつもぶら下がり、元気な「おばちゃん」がおり、川反の帰りの客や、キャバレーのホステスさんや川反の店の従業員が立ち寄る名物店でした。
後には間口がやや広くなったものの、いつの日か店内は空っぽになり、人影もありません。廃業したのでしょう。
後継者がいないとか、コンビ二などが増えたりして時代の流れとともに廃業したのかもしれません。