第二報道部オフサイド日記

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28年前の秋田

28年前の昭和58年の今日5月26日午前11時59分、秋田県マグニチュード7.7・震度5地震に襲われ、今までは日本海には津波が来ないという言い伝えが覆され、秋田県で83名の犠牲者がでました。「日本海中部地震」です。秋田県青森県との県境沖が震源地でした。
特に哀れだったのが男鹿の入江の,加茂青砂海岸に遠足に来ていた秋田県合川南小学校の生徒達がお弁当の時間に津波に飲み込まれ13名が犠牲になった悲しみが今でも記憶に深く残っております。
 
<28年前の日本海中部地震
      
日本海中部地震の被害>
         
秋田県男鹿市北浦に押し寄せた28年前の津波
秋田県では5月26日を「県民防災の日」とし、教訓を生かそうとしてきました。しかし、今回の東日本大震災で予想外の津波に被害を目の当たりに見て、防災対策の大きな見直しに迫られております。
秋田沖でM7.7の地震が発生したら、秋田市では津波の高さが3.4〜3.9m、津波到達まで23〜30分程度と想定されております。
我が家は秋田港に近いので、この数値を頭に入れておかなければなりません。
28年前も今回の地震発生時も車の運転中でした。
28年前は、地震の発生時は、家が心配で、直ちに港湾近くの家に戻り、津波の事などは全く考えておりませんでした。
今後は、地震が発生したら「高台への避難」の教訓を生かさなければならないと思います。