第二報道部オフサイド日記

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余震

4月7日午後11時32分。宮城沖に震度6強の余震。
秋田も震度5強。うとうとしていた時だった。大きく横揺れが続いた。
最初は震源地がわからない。停電しテレビが消えた。
窓を空けたら「ゴー」という今まで聞いた事が無い音が海岸側から聞こえてくる。
秋田沖の震源地で大津波が来たかと思った。
すぐに携帯ラジオで震源地が宮城沖で秋田は日本海側なので津波は無いと思ったが、非情に異様な音が鳴り響いた。
後で聞いた話で、近くの工場が地震の為、圧力を下げる音とわかった。
停電は12時間続いたが、被災地の不自由さからみれば我慢しなければならない。
停電でガソリンスタンドに再び長蛇のごとく並ぶ姿が頭の中をよぎった。
今朝は、停電の中、早目に出勤した。主要道路の信号は発電機を使用してか、殆ど点灯し混雑は避けられた。
全員、出勤してきた。
私の今度の職場は12階建てのビルだが3階フロアなのでエレベーターが停止し、非常階段で昇っても体力的には大丈夫であった。
照明の無い中で仕事をはじめたが来客は無い。昼前に通電。
昼休みにテレビで被災地の方の言葉が放送された。
「我々は全てのものを失った。もう失うものは無い。余震がきても恐れず、立ち向かおう!」
力強い言葉であった。

いつまで余震は続くのであろうか?