秋田市の官庁街の南側に位置する旭南地区の旭南小学校の通りを旧町名で馬口労町(ばくろうまち)という。
江戸時代から大正初期ごろまで馬のせり市が行われたので、その名が付けれれた。
この通りでは3つの町内竿燈会がある。
西馬口労町竿燈会、馬口労町竿燈会、向馬口労町竿燈会(むかいばくろうまち)。
竿燈まつりで、県外客はこの文字を読めない場合が多く、我々竿燈の参加者に竿燈会場で読み方を聞かれる。
それは、東京には馬喰町(ばくろうちょう)があり、この文字は読めるが、秋田の馬口労町は読めないらしい。
この馬口労町は閑静な通りの一方通行でバス路線でもあり、小学校、古物店、老舗のお菓子屋、鍵屋のほか、クリーニング店、秋田銀行や、かつての油屋の古民家もあり、現在改修中で改修後は一般公開される。
お盆の13日の前日には草市が行われる。
馬口労町にある古民家 松倉家