秋田は、ここ数日、梅雨明けの真夏の様な天気が続いており、最高気温も30℃前後。
西日本の大雨や、太平洋側の低温とは裏腹だ。
ただ真夏と違うのは、夜になると涼しい風が出てきて、窓を開けて寝たりすると、夏風邪になってしまう。寝苦しさは無い。
しかし、明日あたりからは梅雨空が戻ってきそうだ。
いつも通っていると、あまり気にしないが、改めて立ち止まると珍しい古民家だ。
秋田市の中央地域の旭南(きょくなん)地区、通称 馬口労町(ばくろうまち)通りにある。この辺は、かつて馬の競り市が行われていたとされている。
現在の秋田銀行馬口労町支店の斜め向かいにある古民家。
この地域は、秋田竿燈の盛んな地域でもある。
この通りには、旭南小学校もあり、西馬口労町、馬口労町、向馬口労町、登町と続く。
時々通るが、内容はよく知らなかった。
秋田市内では少なってきた古民家。松倉家だそうだ。内部は非公開。
商家で灯油販売業だったそうだ。明治36年に建築され、秋田県・秋田市の文化財に指定されている。
屋根には「うだつ」が付けられている。
よく「うだつがあがらない」という言葉がある。
今、地域でこの古民家の保存が検討されている。