第二報道部オフサイド日記

秋田の話題・お祭り・風景・秋田のラグビーの紹介

暑さのなかで

台風11号が中国・四国地方を直撃し、日本海に抜けようとしている。
皮肉にも秋田は水不足で農作物に影響が出ている。
秋田は昨夜から再び蒸し暑い。
今日の秋田の予想最高気温は33℃、同じ県内でも36℃の予想地域もある。全国では一番高温の予想だ。
昨夜、竿燈まつりの代表者会議が行われた。
今年の参加本数は史上最高だった昨年の270本から9本多く、279本と史上最高の参加本数になった。
大若163本、中若7本、小若57本、幼若52本となっている。
そのうち、大若で広告が入ったスポンサー竿燈が74本、企業独自のものが約12本と、約3分の1が会社のマークが入った「広告ちょうちん」になる。

参加者側には本数が増えれば悩みも出てくる。
竿燈大通りの長さは毎年同じだ。本数が増えれば1本あたりの演技場所が少なくなるというものだ。
また、竿燈まつりは他の祭りと大きく違う点が1つある。
それは、参加者は待機場所・会場とも飲酒は一切禁止なのだ。
祭りには酒がつきものだと言われるが、竿燈には参加者にとって会場での酒は無い。飲酒が発覚すれば「退場」「参加禁止」などの強い措置がとられる場合がある。
参加中に出店からの焼き鳥のにおいや、観客がビールを飲みながら観ている姿をじっと我慢しているのだ。
その代り、会場から町内へ戻って打ち上げで飲む冷えたビールは、1年中で一番うまい。
つまみの定番は「枝豆」と、「ナスのガッコ」(漬物)

また、会場での参加者の喫煙も禁止されている。
その他、男性のピアス・イヤリング、男女とも度の過ぎた茶髪・髪型についても禁止されるなど、参加者への厳しい注意事項が盛り込まれている。
今年は開催日が月曜日から木曜日の4日間と、すべて平日にもかかわらず、有料観覧席は95%が予約済みという。