第二報道部オフサイド日記

秋田の話題・お祭り・風景・秋田のラグビーの紹介

猛暑の東京へ

8月5日、竿燈まつりさなかの3日目、
私は仕事の会議で東京へ日帰り出張だった。
朝7時14分の秋田新幹線 スーパーこまち秋田駅出発のため、竿燈の疲労がたまったと見える意識もうろう状態で家6時にを出発。

竿燈まつりの翌日の竿燈大通りの朝は、前日のにぎわいが想像できないくらいだ。


秋田駅


電車に乗るのは数年ぶりで、子供の様に珍しさでいっぱいだった。
私は新幹線での朝食は250円のコンビニサンドイッチ、隣の席のお兄ちゃんは豪華に牛肉駅弁を食べていた。
新幹線の席の指定席には、隣にどんな人が来るかわからない。
変な期待を持たない方が良い。
隣に座っても約4時間はお互いに無言だ。不思議な隣席。


往復約7時間の旅で、ここ数日の熱帯夜での睡眠不足がずいぶん解消された。
昨日の東京は今年最高気温の36℃超、そんな東京に行ってしまった。
電車を降りると「熱風」
秋田も、ここ数日34℃前後の日が続いていたので覚悟はしていたが、とにかく外は暑かった。
出張での会議の会場は、御茶ノ水駅から徒歩7〜8分程度だが、歩道の木陰沿いに歩いた。



駅前にはニコライ堂日本大学などの校舎が並ぶ。
会議が終わったのが午後4時45分、東京駅発の秋田行の新幹線は5時20分発。
まず、人込みをかき分けて急いだ。

急ぎの帰りの御茶ノ水駅のホームで、どこかの外国人の親子が、地図を広げて、私に英語で聞いてきた。内容は、成田に行きたいらしく、東京駅〜成田に行く方法を聞いているようだった。
私には手元にスマートフォンもパソコンもなく調べようもない。
東京駅から成田空港に行きき方など知らない。秋田に帰るのが精一杯だというのに。
でも、私の性格で無視はできなかった。私は片言の英語で「ネックスステーション カンダ、&トウキョーステーション」と答えた。
そして、この電車に私も乗り、東京駅で降りるので、「トゥゲザー トウキョーステーション、トウキョーステーションダウン、アゲイン アンサー」と、なんだか自分でもわからない英語で答えた。(気持ちは東京駅で降りたら、誰かにもう一度聞いてもらいたいと言ったつもりだ)
その後の親子は、無事成田にたどり着いただろうか?
後で秋田に帰って調べたら、東京駅から快速の成田空港行のエアポート成田の電車やバスもあるようだった。





東京駅で珍しい新幹線にシャッターを切った。私はカメラ小僧だ。


東京駅のホームには出発15分前に到着し、秋田行の新幹線を待った。
なにやらアロハシャツ姿の一見してハワイからの団体旅行者たちと思われる人達が並んでいるかと思った。

実は、この一団、折り返しの新幹線の車内清掃・点検係りの集団だった。

秋田に着いた頃には竿燈大通りも、竿燈終了後の静けさを取り戻し、雨が降っていた。
しかし、昼は私の元職場に出向いて竿燈をやってくれた。


昨夜の竿燈演技の3回目の時は降雨により一時中断した報告を聞いた。
今日は竿燈最終日、天気予報は雨時々くもり。
なんとか天気が持ちこたえて欲しい。
今日は日中は普通通りの仕事、夕方から竿燈最終日に臨む。