この土曜・日曜日は特に予定も無く、二日間とも雨のせいと普段の慣れない早朝出勤の疲れもあり、殆ど家でゴロ寝であった。
今年予定の6つの忘年会も5つが終わり、あとは年末の1つを残すだけである。
秋田は秋から冬にかけて雷が鳴ることが多い。
寒くなって雷が鳴ると「そろそろハタハタの時期だな」と言う。
ハタハタは秋田の正月の魚としてハタハタ寿司としても漬けられ、商品化され秋田のお土産にもなっている。
毎年今頃の時期に集中して獲れる。
オスとメスでは価格が違う。メスの「ブリコ」の入った方が高い。
今年は全体的に小ぶりだという。
<今年はやや小ぶりが目立つハタハタ>
男鹿地方の友人からはバケツに2〜3杯くらいものハタハタをもらう。
食べきれないので近所や友人におすそ分けする。
塩漬けや、麹漬けなどにして長期保存したり、腕前の良い人は「ハタハタ寿司」として漬ける。これがまた絶品だ。私はハタハタ寿司は、わさび醤油をつけて食べる。
またこんがり焼くと、香ばしい。
この時期、大漁なので道端にテントを張って販売する場にも出くわす。
秋田市土崎港の岸壁では餌なしで釣れるらしい。
ぷーんと、ハタハタを煮付ける香も、どことなくしてくる。
学生時代には弁当のおかずにハタハタが入っていたものだった。