第二報道部オフサイド日記

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Y・H・Z

秋田工業高校は我々高校時代には電気科2クラス、機械科3クラス、建築科・土木科・工業化学科・冶金科・採鉱科・産業科が各1クラスづつあったが、時代の流れと少子化により産業科、採鉱科が廃科され1クラスの人数も減ってきた。
冶金(やきん)科(通称Y科)は、その後に金属工業科(H科)、材料技術科(Z科)と名称を変え、ついに3年前に閉科した。
その時、閉科式が行われ冶金科・金属工業科・材料技術科のOBが全国から大勢駆けつけた。
その際の閉科式の実行委員たちが、このままでは残念だということで有志で「Y・H・Zの会」を立ち上げた。
現在は会員が28名ほどで現在健在な恩師として田口光一先生、小松 允先生、越前谷昭夫先生がいる。
会員は昭和28年卒から平成5年卒までと幅広い。
去る4月15日、秋田市の宴会場「イヤタカ」で第3回の懇親会が行われ15名が出席した。
今回の出席のメンバーには小学校、高校、大学の教育関係者や宴会場の役員、不動産会社の社長、秋田市の大手機械工場の工場長らもいた。

秋工冶金科と言えば、イコール 恩師「石垣先生(故人)」と言われるほどだ。あだ名を「ガッケ」と言った。
石垣先生も秋工冶金科の卒業で、生前は教え子の成長、活躍をいつも自慢していた。
教え子たちと会うのが唯一の楽しみだった様だ。
冶金科のOBには今年の同級会は石垣先生の6月の命日に墓参してから懇親会を行う学年もある。

5月26日(土)には全体の秋工同窓会が秋田市大町の第一会館で行われる。


            
    <左から恩師 田口先生、木元相談役(昭和38年卒)、石井会長(昭和43年卒)>