第二報道部オフサイド日記

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華やかさの中の孤独な戦い

いつも団体競技ラグビーを見ている私は、昨日ラグビー場に行く前に家の近くを全国高校駅伝秋田県予選女子が走っているのを見る事が出来ました。
先頭走者には、華やかにパトカーと白バイが先導しておりますが、その他は伴走車は無く、走者がただ黙々と走っております。

<先導の白バイ>

<先頭の大曲高校・白バイ隊員の制服の色が赤なのは女性白バイ隊員か>


そうした走者に一番心強いのは沿道の声援だと思いました。
女子は土崎地区の商店街がコースに入っており、コースに入っている介護施設に入所中の方が車椅子に乗って声援してくれたり、粋なはからいで、地元土崎の「湊祭り」のお囃子が走者に声援の代わりに沿道で「湊囃子」を演奏してくれました。

<走者に「湊ばやし」を奏で応援する地元の湊ばやし保存会>
    
<地元土崎地区にある秋田中央高校の走者には沿道から特に熱の入った応援>

孤独との戦いで、黙々と走り続ける選手はニコリともしませんでしたが、きっと心の中では、とてもうれしかったに違いありません。
結果は男子が花輪高校が秋田工業の14連覇を阻止し、14年ぶり4度目の優勝。女子は大曲高校が2年ぶり5度目の優勝を飾り、年末の京都 都大路秋田県代表として走ります。