第二報道部オフサイド日記

秋田の話題・お祭り・風景・秋田のラグビーの紹介

30年

昨日、秋田市で男鹿工業高校ラグビー部創部30周年記念式典、祝賀会が県内のラグビー関係者はじめ、男鹿市で男鹿工業ラグビーを支えてくれている方々、OB、OB父母ら約200名が出席し、盛大に行われました。
創部30年間で内藤監督のもと、花園出場4回、花園予選決勝で同点抽選負けも数回。
花園初出場の時は、人通りの無い男鹿市をオンボロバスでパレードし、パチンコ屋から客が総出で激励してくれたり、当時としては花園出場の寄付金が4千万円を超えたとか。花園初出場の時は、ある漁港の老人から男鹿市では日露戦争以来の快挙と言われ、それだけ男鹿にとっては今日の「なでしこジャパンのワールドカップ優勝」に「匹敵するぐらいの町あげての騒ぎだった様です。又、花園初出場祝賀会では部員そっちのけで男鹿市民が大勢、日本酒持参でお祝いに駆けつけ、会場の木造造りの旅館の2階は床が落ちそうだったとか、なにかとエピソードの多いチームです。秋田県の優秀なラガー達は男鹿出身と言っても過言で無いくらい男鹿はラグビー向きの子供が育つ地域でもあります。気合を入れられるのが当たり前で、粘り強い子供が多いと自負している土地柄です。

男鹿工業ラグビーの特徴は、後援会やOB父母の会の組織は無いものの、OBの親達がラグビー部を支えているのが他のチームと違うところかと思われます。


 
<祝賀会に先立ち、OB戦が秋田市新屋グランドで行われました>

<若手男鹿工OBチーム>

 
<男鹿工ラグビー部柴田監督を激励する秋田県協会 金理事長>
  
<板岡 元コーチと、内藤元監督>
板岡氏は、慶応大学ラグビー部OB。東京からわざわざ来てくれ、現在は銀行の不動産関係の仕事のかたわら、東京成蹊高校ラグビー部のコーチをされております。

 
秋工関係者からも、祝福されました。(秋工OB会 中野会長)
                     
                   (秋工ラグビー部 黒澤監督)

<OBに囲まれた内藤元監督)


<祝賀会の最後に参加OB76名による部歌が声高らかに会場いっぱいに響き渡りました>

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くしくも、日本へ女子サッカーが取り入れられて、今年で30年だそうです。