第二報道部オフサイド日記

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地震予知

秋田は4月の初めにしては、昨日・今日と小雪が時折ちらつき寒い。県内での震源地とする地震も連日発生している。
週の中ごろからは暖かくなってくる天気予報。
私の何人かの友人が、震災の被災地に警察官として救助活動や、職場での行方不明者を探しに行って来た。
いずれの友人達も、テレビで見る画面よりも、はるかに悲惨で想像を絶する姿であったと語る。
被災地以外の我々はテレビでの様子しか知らない。
実際は、この世のものではない姿だ。
地震予知は出来ないのか?
今日の秋田さきがけ新聞の「北斗星」のコラムに中国の「地震防災歌」の一節が紹介されていた。
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・ウサギ耳立て、はね跳んで
・イヌ屋根の上狂い吠え
・ネコ驚いて家を出る
・ニワトリは木に、ハトは去り
地震発生前に動物は異常行動を示すようだ。
今回の東日本大震災でも前兆だったのではないかと話題になっている事例として
地震発生1週間前に茨城県鹿嶋市の海岸にイルカ50頭が打ち上げられた
・2月のニュージーランド地震では2日前に震源地近くの島にクジラ107頭が漂着
イルカもクジラも自分の位置を確認する磁気センサーを持っているという。しかし、地殻変動が起きると岩石破壊で電磁波が発生して、その能力が狂う可能性があると指摘する研究者もいる。
津波で甚大な被害を受けた岩手県宮古市では地震直後に愛犬が散歩コースとは逆の高台に向かい83歳の飼い主を引っ張るように急坂を上がったため間一髪で難を逃れたという。これも動物が持つ特殊な能力なのか。
地震予知はいまだ人知の及ばない領域ならば自然界の前兆現象にもっと関心をもった方がいい。自然をみくびってはいけない。
<秋田さきがけ新聞「北斗星」より一部抜粋>
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