雪の無い地方の方へ!
実態をご覧下さい。一般家庭や木造事務所の屋根です。
秋田市は昨夜から新雪が10㎝ほど積もりました。それでも秋田市は秋田県内では少ない方です。
昨日も秋田県内で雪下ろしで3名の犠牲者がでました。屋根から雪と一緒に滑り落ち、雪に埋まって窒息したり、屋根から雪とともに落ちて家の脇の水路に流され水死したり悲惨な事故が続いております。以前は70代、80代の高齢者が多かったのですが、最近は40代、50代の若い犠牲者もでております。30代、20代の若者は豪雪地帯には少ないのかもしれません。
それでも最近は、雪下ろし業者が忙しいとか、若いボランティアの人たちが頑張っているようです。
秋田県は県南部、中央部、県北部と大きく分けられておりますが、南のつく県南部の方が積雪が多いのです。南だから暖かいわけではありません。方向が南の方に位置すと考えた方が良いでしょう。
奥羽山脈の関係かもしれません。
写真は比較的積雪量の少ない中央部 秋田市内の某所の屋根です。(我が家ではありませんが、我が家もこれに近い状態です)
屋根の上には分厚い氷の層があり、その上に雪の層が年輪の様になっているのがおわかりだと思います。
屋根全体がこのような状態で雪と氷に覆われているのですから暖房費がかかるわけです。冷凍庫の中での生活です。
大雪で屋根の雪おろしのニュースが連日テレビで放送されておりますが、雪の量が少なくても現実はご覧の様な状態です。
屋根の加重は想像もつかない重さになっております。
少し暖気になると、氷が滑り落ちてきます。
滑り落ちた下に人間がいたり、車があったら・・・・・・。
まさに氷河期です。
雪国の人々は、こうして毎日寒さと生活しております。
雪どけの便りまでは、あと1ヶ月。