「へんへー」 これを漢字で書くと「先生」になる。
若い頃に森昌子の「先生〜♪、先生〜♪、これがせん〜せい〜♪」という歌があった。
秋田弁で地域によって学校の先生のことを 「へんへー」 と会話で使う。
しかし、その地域では全ての先生のことを 「へんへー」 と言っている訳ではない。
特定の先生だけが「へんへー」なのだ。
その「へんへー」の家に電話がかかってくる。
「へんへー、いだが〜?」 (訳・・先生、いらいっしゃいますか?)
家人「今、おりませんけど・・」
「んだ、へば え〜」(訳・・ そうですか。じゃあ、結構です)
ガッチャ! 電話が切られる。
こんな感じである。
この地域の人達と話していると、私も 「へんへー」 言葉になっていた。
漢字の「ふりがな」の試験で「先生」を 「へんへー」 と、くれぐれも書かない様に!
先日、法政大学ラグビーOB同期会の時だ。東京から来たOB達は紅葉巡りで地元の人たちの会話が殆ど理解出来ない様だった。我々秋田の人間は話している内容はわかる。我々地元のOBに「秋田弁と標準語の2ヶ国語を話すんだから立派だね!」と言われた。
確かに東京に住んでいる人は1ヶ国語しか話せない。