第二報道部オフサイド日記

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セロテープは難敵!

「セロテープ」、正式には「セロハンテープ」と言う。
なにかと話題に事欠かない私である。
「セロテープ」は、昭和20年代に「ニチバン」が日本で始めて商品化したそうだ。

この「セロテープ」、銀行にとっては中々厄介ものらしい。
今、町内会では後期の町内会費の集金が真っ最中だ。
我が家は町内会の会計係なので、各班長さんがそれぞれ各戸から集金してくれた町内会費を我が家に持ってきてくれる。
その集まった町内会費を翌日、銀行に預け入れするのが私の今の日課の一つだ。
集金された紙幣や小銭には、色々なものがある。
紙幣は、破れた部分に「セロテープ」を貼ったり、小銭は細かくなるので1枚の紙に丁寧に1枚づつ「セロテープ」で貼り付けてくる人もいる。
そこまでは、まず構わない。

問題は、それからだ。銀行のATMにお札を入れて預け入れしても、なんとしても1〜2枚入金出来ない。
仕方なく、窓口に持って行き預けたら、何やら窓口の女子行員がお札からはがしているのが見えた。「ごはんつぶ」でも付いているのかな?と思っていた。
後で聞いたら、破れた部分に「セロテープ」が貼ってあリ、札束を数える機械に入らないので剥がしているとの事であった。
「セロテープ」の貼ったお札はATMでも読み込まず、入金出来ない事がわかった。
今度は小銭だ。窓口で預け入れした後、何やら女子行員が店内を走り回っているのが感じられた。
私は何も知らずに、しばらく待たされた。
これまた後で聞いたら、小銭に「セロテープ」の接着剤が付いており、小銭を数える機械が詰まってしまい、故障したそうだ。
この時私は、はっと「原因は我が方に有り!」と、すぐに気がついた。
今は、お札も小銭も銀行では手で数えず、全て機械で数える。
セロテープは銀行の機械の「難敵」だ。