第二報道部オフサイド日記

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国勢調査


10月より国勢調査が始まった。
国の勢いではなく、情勢の調査だ。
この調査用紙が各世帯に配布された。
色々と問題点を感じた。
不在の際にポストに入っていた家庭もあった。各町内毎に調査の取りまとめをする人が委嘱されており、封筒に地区の調査員の認め印が押されていたり、苗字だけの記載で同じ苗字の人が複数いる場合は誰だかわからなかったりして地区の担当者の連絡先が不明で、戸惑ったケースもある。
市町村の窓口では各地区の調査員に問い合わせて欲しいと言われる。
調査員は比較的高齢者が多い様だ。家族に配布させたケースも問題になった。
住人が亡くなって明らかに人が住んでいない空き家のポストにも調査書が入っていた。
返送は郵送でも良いとのことで、内容記入後に用紙が入っている大きな封筒をそそままポストに投函した人もいるらしい。
高齢化して一人ぐらしの世帯も多い。
マークシートの記入用紙に果たして記入出来るか不安もある。
ある高齢者世帯の店に買い物に行った時に、私を国勢調査の調査員だと思い込み、私に調査書を渡そうとした。
近所のつながりが薄れてきた証拠だと思った。
かつて、私の父が調査員に委嘱されたことがあった。その時代は個々の世帯との調査員とは家族づきあいの様であった。
どこの誰が調査員だか知らない等という事は無かった。全国で、まだまだトラブルが起きそうな気がする。