第二報道部オフサイド日記

秋田の話題・お祭り・風景・秋田のラグビーの紹介

残るもの・消えるもの


昨夜から東京都心に1センチの初積雪があり全国版トップのニュースになった。今朝の秋田市は薄っすらと白い粉をまいたような雪景色で朝日が照っている。雪は東京より少ないかもしれない。
しかし、今日の予想最高気温は秋田0℃、東京+10℃だ。
・・・・・今朝、東京の姪から自宅の庭の雪景色の写真が送られてきた。一握りのミニ雪だるまをつくった様だ。・・・・・・・

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昨日、秋田市の通り町橋付近を通った。
「小便小僧」だ。立派に残っていた。秋田北高の方を向いて大きく手を挙げている。「どうだ!」と、勝利宣言でもしたかの様だ。
我々の高校時代から見ると周りの雰囲気はガラリと変わった。
「小便小僧」の由来は色々あるが、かつてフランスで、侵略戦争の時、爆弾の導火線に2歳の子供が放尿して導火線の火を消した説もあるという。そういえば、子供のころ通り町橋のたもとには秋田消防署があり、その向かいには秋田市役所があった。


<今も秋田市の通り町橋のたもとに残る小便小僧像>
昭和30年代には、あったような気がする。

そして、すぐ近くの千秋公園方向へ進むと秋田和洋高校がある。その横に中華料理店 「萬天楼」があった。しかし、今は取り壊されて空き地になってしまった。「萬天楼」には時々行って、「五目焼きそば」や「日替わりランチ」を食べたものだ。

<「萬天楼」跡地。取り壊されて今は空き地だ>

店内から見る千秋公園のお堀は四季を通じて風情があった。
お堀端の店が消えて行くのは、寂しい感じだ。
もっと、お堀周辺の整備事業があっても良いと思う。ミニレストランとか、コーヒーショップなども良いかもしれない。
せっかくの千秋公園のお堀がもったいない。
秋田市大町のニューシティビル(旧ダイエー)も今年5月には取り壊されるという。6〜8月のここらで開催される秋田の祭にも影響があるだろう。
懐かしく残るもの、消えていくもの、さまざまだ。