第二報道部オフサイド日記

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税金のお話


今日から2月、 このブログも半年目に入った。昨年8月末に立ち上げ、今まで毎日更新が続いている。一日に平均180件ほどアクセスいただいている。いい加減な事が書けなくなってきた。

2〜3月となれば税金の申告時期だ。
大まかな税金のお話・・・・・・・。

<退職金と税金>
退職金は、勤務先に所定の手続きをしておけば、源泉徴収で課税関係が終了し、原則として確定申告は不要だ。

<年金収入>
年金収入は、通常、雑所得となる。65歳未満と65歳以上の人では計算方法が異なる。

<医療費を払った時>
多額の医療費を払った時は、所得税が戻って来る場合がある。
(昨年中に支払った医療費)ー(保険金などでもらった金額)ー(10万円又は所得金額の5%のどちらか少ない額)=医療費控除(最高200万円)
(医療費を年間30万円程度支払っても、以外と戻る額は少ない)
※所得額とは総収入額では無く、総収入から計算された額

<寄付金を支払った時>
個人が国や地方公共団体、特定公共法人などに寄付をした場合は、確定申告を行う事で、所得税が戻る場合がある。
ラグビーの全国大会出場寄付は、対象にならない。

<災害にあった時>
災害にあって損害を受けた場合は、確定申告を行う事で所得税法の雑損控除、又は災害減免法の適用を受ける事が出来る。
(災害・盗難・横領による損失)
※詐欺に遭った場合はどうかな?

<土地や建物を売った場合>
土地や建物を売った場合は、譲渡所得の対象になる。所有期間が5年を超えるかどうかにより税率が異なる。
※取得時の価格と、売却時の差額が譲渡の利益額として算出される。取得時の価格の資料が無くて難儀する人も多い。

<ローンを借りて家を建てた時>
住宅ローンなどを借りて家を新築、建売の購入、中古住宅の購入、増改築した場合は、一定の要件を満たせば所得税が戻る場合がある。
※戻る条件には、むろん所得税を払っている事が前提だ。(当たり前と思っているが、以外と勘違いしている。そうですよネ!、会計事務所のKさん。)

<財産を相続した場合>
亡くなった人から各相続人などが相続、遺贈などにより取得した財産の価格の合計が基礎控除額を超えた場合は相続税がかかる。
※相続には相続権のある身内同士のイザコザも結構多い。

<財産をもらった場合>
個人から財産をもらった時は、贈与税の課税対象となる。
鳩山首相も母からの資金援助は贈与として認めた。

※亡くなった人から受け継いだ場合は「相続」、生きている人から受け継いだ場合は「贈与」と覚えた方が良い。

給与所得者は勤務先で所得に関しては源泉徴収をしてくれるが、自分で商売をやっている自営業者の人は、毎年、申告しなければならない。

秋田県内には、秋田南、秋田北、能代、大館、本荘、横手、湯沢、大曲の各税務署がある。自分の居住地は,どこの税務署が管轄か? わからない場合は、一番近い税務署に問い合わせしてみる事だ。秋田市の場合は、北と南の管轄は寺内、将軍野地区が境だ。 
秋田南税務署では秋田駅前の「フォーラムアキタ(労働会館)」で、秋田北税務署は土崎港の「セリオン」2階でと、それぞれ今日2月1日から3月15日まで申告作成会場を設置する。